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  <title>ライター斎藤博之の取材日記</title>
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  <description>ライター斎藤博之が取材で出会った祭りや食べ物・歴史と風景</description>
  <lastBuildDate>Thu, 31 Mar 2011 20:03:27 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>twitterに移行します</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">>このウェブログに担わせていた機能は、twitterに移行することにしました。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small">今後の取材日記は、<a href="http://twitter.com/HSaitoh" target="_blank">斎藤博之のtwitter</a>に書くことにします。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small">これまで書いた記事を残すため、当面はこのウェブログを、このままにしておくことにします。</span></p>]]>
    </description>
    <category>その他</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/twitter%E3%81%AB%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99</link>
    <pubDate>Thu, 31 Mar 2011 20:03:45 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>青森ねぶた（2009年）</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
青森ねぶた祭りは、毎年８月２日～７日に行なわれています。<br />
今年のネブタをいくつか紹介しましょう。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/2168f341.jpg" alt="青森工業高校の担ぎねぶた" width="240" height="320 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像１：青森工業高校の担ぎねぶた）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
青森のネブタは、大型ねぶたによる合同運行のほかに、<br />
市内の各町内会で、もともとは、このように担ぐものでした。<br />
昔の担ぎねぶたを復活させた二団体が、毎日交替で運行します。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/ae18a4bc.jpg" alt="藤本建設の大太鼓" width="240" height="320 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像２：藤本建設の大太鼓）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
津軽のネブタには、大太鼓がつきものです。<br />
弘前・青森・五所川原と、みな大太鼓があります。<br />
青森では大太鼓を持つ二団体が、毎日交替で運行します。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/3810de81.jpg" alt="竹浪比呂央_三菱" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像３：竹浪比呂央_三菱）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
竹浪比呂央さんが制作した、三菱（菱友会）のねぶたです。<br />
この団体は、毎年、地元の伝説をテーマにしています。<br />
賞は逃がしましたが、菱友会らしい、いいねぶただと思います。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/d0931067.jpg" alt="跳ね人" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像４：跳ね人）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
青森のねぶたに欠かせないのが、跳ね人です。<br />
ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセ、ラッセラー<br />
の掛け声で跳ねます。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/c364e9fb.jpg" alt="北村隆_に組" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像５：北村隆_に組）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
北村隆さんの制作した、消防に組のねぶたです。<br />
に組は、ことしから北村隆さんに制作を依頼しています。<br />
消防団の組織のねぶただけに、火消しの纒を題材にしました。<br />
わたしの住む町内会のねぶたです。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/22958e31.jpg" alt="北村隆_ヤマト運輸" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像６：北村隆_ヤマト運輸）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
北村隆さんの制作した、ヤマト運輸のねぶたです。<br />
観光コンベンション協会会長賞を受賞しました。<br />
抱えられた大車輪と、はっと目を惹く梅の花に、注目してください。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/8f1d0c7a.jpg" alt="北村隆_山田学園" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像７：北村隆_山田学園）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
北村隆さんの制作した山田学園のねぶたは、<br />
去年まで３年連続でねぶた大賞を受賞しましたが、<br />
ことしは惜しくも青森市長賞でした。<br />
人物を取り巻く経には、一字一句、観音経が書かれています。<br />
11回も最高の賞に輝いた北村隆さんのねぶたは、さすがです。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/269cdd51.jpg" alt="北村蓮明_日立" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像８：北村蓮明_日立）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
北村蓮明さんの制作した日立のねぶたです。<br />
ことしのねぶた大賞を受賞しました。<br />
ここ数年、蓮明さんのねぶたには緊張感がみなぎってきましたが、<br />
ようやくにして大賞を獲得しました。<br />
蓮明さんは最優秀制作賞、<br />
日立は囃子賞と跳ね人賞を、同時に受賞しました。<br />
おめでとうございます。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/8a94846b.jpg" alt="北村蓮明_板金" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像９：北村蓮明_板金）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
北村蓮明さんの制作した、もうひとつのねぶたです。<br />
青森県知事賞を受賞しました。<br />
蓮明さんのねぶたは前に大きく迫り出し、<br />
横から見ても美しいのが特徴です。<br />
</span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/9cbe3afb.jpg" alt="北村蓮明_板金" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像10：北村蓮明_板金）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
板金のねぶたの一部分を拡大してみました。<br />
止まっているはずの纒に動きがあるようにみえます。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
賞をとらなかったねぶたにも、相当に素晴らしいものがありました。<br />
年々、ねぶたの技術は向上しているように思います。</span></p>
<br />
]]>
    </description>
    <category>祭りと芸能</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E7%A5%AD%E3%82%8A%E3%81%A8%E8%8A%B8%E8%83%BD/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E3%81%AD%E3%81%B6%E3%81%9F%EF%BC%882009%E5%B9%B4%EF%BC%89</link>
    <pubDate>Mon, 10 Aug 2009 00:18:30 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/13</guid>
  </item>
    <item>
    <title>釜石三重食堂のラーメン</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
ここしばらく、岩手の中華そばを紹介しています。<br />
ここまでの共通点を書き出すと、<br />
１）スープは煮干を使い、脂が浮いていない<br />
２）白醤油なので丼の底まで透き通って見える<br />
３）麺は細く縮れている<br />
４）叉焼は小さく、葱・支那竹のほかに海苔が載っている<br />
などの特徴がありました。
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
今回紹介するのは、釜石の三重食堂です。<br />
この店の「ラーメン」を食べました。<br />
これは一昨年の秋祭りのときに寄った店なので、<br />
値段は変わっているかもしれないため書きませんが、<br />
五百円玉でおつりが来ました。びっくりする安さです。<br />
中心商店街から少し外れた、地域の食堂です。<br />
おばあちゃんが娘さんと切り盛りしていました。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/071021_1604~0002.jpg" alt="三重食堂の「ラーメン」（岩手県釜石市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像：三重食堂の「ラーメン」＝岩手県釜石市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
ここでもやはり、スープはあっさりと透き通っています。<br />
煮干しと昆布のほかに、鶏豚の骨と野菜で出汁を取っています。<br />
けっして沸かさぬようにするので、スープは濁りません。<br />
野菜をたっぷり使うから、円やかでコクがあります。<br />
脂は僅かに浮いている程度で、あっさりしています。<br />
そして、やはり白醤油です。<br />
おばあちゃんが造る自家製の麺は、細く縮れています。<br />
茹で加減は柔らかく、しかしコシがあります。<br />
具は、葱と支那竹・叉焼に海苔と鳴門。<br />
この店も、叉焼は小さめでした。
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
三重食堂<br />
岩手県釜石市小川町1－4－5<br />
0193-23-8041<br />
午前11時～午後７時<br />
定休日は不明（聴き忘れました）
</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
厨房と店の仕切越しに、おばあちゃんと話しました。<br />
地域の食堂らしい、温もりがありました。<br />
カレーライスやカツ丼なども美味しそうでしたが、<br />
それは次回に食べることにします。
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
岩手の中華そばについては、<br />
ひとまず、ここで終えることにします。<br />
（ラーメンの取材ではなかったものですから）<br />
岩手には、今回紹介した中華そばのほかにも、<br />
三陸の「磯ラーメン」や<br />
「ニラなんばんラーメン」などもありますが、<br />
これはまたの機会に。
</span></p>
]]>
    </description>
    <category>食の文化</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96/%E9%87%9C%E7%9F%B3%E4%B8%89%E9%87%8D%E9%A3%9F%E5%A0%82%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3</link>
    <pubDate>Tue, 28 Apr 2009 14:10:20 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/12</guid>
  </item>
    <item>
    <title>盛岡の中華そば「中河」</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
雁屋さんと別れた翌日、<br />
遅い朝ご飯と言うべきか、早い昼飯と言うべきか、<br />
「中河」の中華そばをいただきました。<br />
このお店に入るのは、かなり久しぶりです。<br />
岩手には美味しい麺がたくさんありますからね。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/9897c5b8.jpg" alt="中河の「中華そば」（岩手県盛岡市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像：中河の「中華そば」）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
「中河」は1955（昭和30）年に屋台から出発した店です。<br />
開店の直後に入ったのですが、すでに満席です。<br />
常連のファンが多く、11時の開店を待っているのです。<br />
メニューは「中華そば」以外にはありません。<br />
1990年ごろまでは、もう少し品書きがあったらしいのですが、<br />
そのころまで東京にいたわたしには詳しいことはわかりません。<br />
いずれにせよ、空いている席に座ると、何人かと聴かれるだけです。<br />
「中華そば」のスープは透き通っていて、<br />
丼の底が見えそうなくらいです。<br />
ここも白醤油を使っているのですね。<br />
煮干しだしのスープはコクがあり、<br />
鶏豚の骨も使っているのでしょうが、<br />
脂はまったく浮いていません。<br />
細い麺はもちもちしていて、小麦の甘味を感じます。<br />
具は、小さ目の叉焼と、支那竹と、葱に、海苔。<br />
とても、すっきりした中華そばです。
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
中河<br />
盛岡市本町通１−７−37<br />
019-622-5763<br />
午前11時～午後４時（売り切れ終い）<br />
日曜定休
</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
宮古の「たらふく」も、盛岡の「中河」も、<br />
煮干しだしの白醤油の透明なスープで、脂は浮いていない、<br />
具は小さ目の叉焼と支那竹と葱に海苔、<br />
という共通点がありました。<br />
なんとなく、岩手の中華そばの姿が見えてきませんか？
</span></p>
]]>
    </description>
    <category>食の文化</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96/%E7%9B%9B%E5%B2%A1%E3%81%AE%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%80%8C%E4%B8%AD%E6%B2%B3%E3%80%8D</link>
    <pubDate>Wed, 15 Apr 2009 15:34:29 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/11</guid>
  </item>
    <item>
    <title>宮古の中華そば屋「たらふく」</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
いろいろな取材が重なって、<br />
岩手県で「中華そば」を食べる機会が多かったので、<br />
（ラーメンの取材ではありません）<br />
何軒か紹介してみましょう。<br />
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
岩手県内を車で移動していると、<br />
「ニラなんばんラーメン」の看板やのぼりが<br />
いたるところにみられます。<br />
それが何故なのかは別の機会に調べることとして、<br />
今回はこれではなく、「中華そば」を取り上げます。<br />
岩手県にも「老舗」の中華そば屋がたくさんあります。<br />
青森県や秋田県とは違う、岩手県らしい「中華そば」の姿が<br />
見えてくると思いますよ。<br />
そう、ラーメンは郷土料理、ですからね。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/1443d7f1.jpg" alt="「たらふく」の「中華そば」（岩手県宮古市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像：「たらふく」の「中華そば」＝岩手県宮古市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
一軒目は、宮古の「たらふく」。<br />
『美味しんぼ』の原作者・雁屋哲さんと<br />
偶然入った「中華そば屋」さんです。<br />
宮古にこういう老舗があることは知らなかったのですが、<br />
美味しそうな「におい」がして、寄ってみました。<br />
店の扉を開ける前から、すでに煮干しの香りが漂っています。<br />
メニューは「中華そば」だけ。<br />
軽く地じれた白い自家製麺は、かんすいが抑えられ、<br />
小麦の味と香りがします。<br />
スープは透き通って、醤油の匂いがしません。<br />
白醤油を使っているのです。<br />
表面に脂はまったく浮いていませんが、深いコクがあります。<br />
麺は多目ですが、後味がすっきりしているので、<br />
さらっと食べられました。<br />
ご主人は、三代目。戦後にお爺さんが始めました。<br />
先代、先先代についているお客さんが多く、<br />
長年かけてやっと認められるようになった、<br />
と笑っていました。
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
「たらふく」<br />
岩手県宮古市大通1−1−20<br />
0193-62-5607<br />
午前10時30分～午後８時（売り切れ終い）<br />
火曜日定休
</span></p>
]]>
    </description>
    <category>食の文化</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96/%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E3%81%AE%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E3%81%9D%E3%81%B0%E5%B1%8B%E3%80%8C%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%80%8D</link>
    <pubDate>Tue, 14 Apr 2009 03:43:55 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/10</guid>
  </item>
    <item>
    <title>深浦の食べ物屋　セイリング～青森県深浦町</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
12月上旬、「深浦の食べ物屋　セイリング」に行ってきました。<br />
とても真面目な、西海岸の深浦らしい料理屋さんです。<br />
いただいた料理の一部を紹介しましょう。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/CA330016.jpg" alt="セイリングの「海彦山彦」（青森県深浦町）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像１：セイリングの「海彦山彦」）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
「海彦山彦」とは、深浦や岩崎で取り組んでいる、<br />
地元の旬の海の幸・山の幸を使い、<br />
この土地らしい郷土料理を観光客に食べていただこうという、<br />
活動の名前です。<br />
せっかく観光地に来たのに、<br />
宿泊施設や食堂で地元の料理が食べられなかった、<br />
という経験はありませんか？<br />
地元では旬の食材を美味しく食べているのに、<br />
お客さんに何か出そうとすると、<br />
変にあれこれ手を加えて、ありきたりのものになってしまう。<br />
普段食べているものではいけないのじゃないか、<br />
と考えてしまうからなのです。<br />
しかし、観光客が求めているのは、<br />
都会でも食べられるような料理ではありません。<br />
その土地でなければ食べられない料理と、<br />
その料理の背後にある物語なのです。<br />
郷土料理とは、その土地ならではの旬の食材を、<br />
もっとも美味しくいただけるよう、<br />
長い年月をかけて培ってきた知恵です。<br />
手間と暇は惜しまず、しかし小賢しい細工はせず、<br />
その素材が持っている本来の味を引き出すこと。<br />
そういう料理に出会ったとき、<br />
人は自ずとその感動を誰かと分かち合いたいと思うでしょう。<br />
この土地の食べ物を、この土地に伝わった知恵をもって、<br />
自然の恵みに感謝しながらいただく。<br />
「海彦山彦」とは、そういうコンセプトを掲げています。
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
「深浦の食べ物屋　セイリング」も<br />
「海彦山彦」に取り組んでいます。<br />
写真は、ある日の「海彦山彦定食」のおかず。<br />
左下から、時計と逆廻りに、<br />
・「えご天」の酢味噌和え<br />
・イクラの鱠<br />
・サザエの酒粕漬け<br />
・サザエの刺身、アブラメの漬け<br />
・ハタハタの佃煮<br />
このなかで説明を要するのは、「えご天」でしょうか。<br />
「えご天」は、「えご草」という海藻でつくる食べ物。<br />
日本海沿岸のところどころで、天日に干したこの海藻を<br />
寒天のように煮溶かして冷やし固め、<br />
刺身蒟蒻のようにして食べる風習があります。<br />
青森県でも岩崎から深浦・鰺ヶ沢・小泊にかけて、<br />
タレは酢醤油、あるいは酢味噌で、これを食べます。<br />
能登の「いご」や、九州博多の「おきゅうと」も、同じものです。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/CA330018.jpg" alt="地元で食べる「鰰白煮」が" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像２：地元で食べる「鰰白煮」が）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
しかし、きょうの目玉は何と言ってもハタハタでしょう。<br />
西海岸のハタハタは、12月上旬、雷とともに磯に寄ってきます。<br />
漁の期間は、わずか一週間。<br />
ハタハタは、疾風のように、北へ去っていくのです。<br />
地元では、ハタハタを「白煮」にして食べます。<br />
豆腐とネギだけを入れて鍋にし、醤油に付けていただきます。<br />
ハタハタの揚がる地元ならではの食べ方でしょう。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/CA330019.jpg" alt="烏賊刺身丼" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像３：烏賊刺身丼）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
ほかに、この日は「烏賊刺身丼」がありました。<br />
烏賊刺しに卵と大根おろしを入れてかき混ぜ、<br />
ご飯に載せて食べるという食べ方は、<br />
たぶん烏賊の甘味がいちばんわかる方法だと思います。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/CA330017.jpg" alt="セイリング自慢の洋食" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像４：セイリング自慢の洋食）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
ところで、このお店の自慢料理は、洋食なのです。<br />
なんで洋食が「海彦山彦」なの？というあなた、<br />
よく聴いてくれました（笑）。<br />
この料理には、この家の「おばあ」の野菜が使われているのです。<br />
写真は、左が「ビーフシチュー」、<br />
右がブロッコリーのスープ。<br />
シチューには「おばあ」の人参と玉ねぎ、<br />
スープには「おばあ」のブロッコリー。<br />
ビーフシチューの主役は、ビーフではありません。<br />
深浦舮作（へなし）の雪堀人参の種をまき、<br />
「おばあ」が農薬をかけずに育てた人参を、<br />
これも「おばあ」の玉ねぎといっしょに<br />
煮込むこと丸二日。<br />
これだけでもすごく甘いのですよ。<br />
よい人参は、煮てもあくが出ず、えぐみもなく、<br />
ものすごく甘いのです。<br />
人参は雪が降っても畑に植えたままにしておき、<br />
雪の下から掘り起こして使います。<br />
人参が自ら凍らぬように糖度を高め、<br />
ますます甘くなっていきます。<br />
二日煮込んだ人参は、旨みが凝縮しています。<br />
そこに、ソースを加える。<br />
余計なことは何もせず、何も加えず、<br />
加えるのは手間隙と、愛情だけ。<br />
スープのほうも、やさしい味わいで、<br />
野菜を作った人と、料理を作った人の<br />
真心が伝わってくるようでした。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/CA330020.jpg" alt="セイリングの店主と娘さん" width="240" height="320" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像５：セイリングの店主と娘さん）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
「深浦の食べ物屋　セイリング」のオーナー<br />
山本千鶴子さんと娘さんです。<br />
マスターの進さんは、はにかみやさんなのか、<br />
ずっと奥で仕事をしていました。<br />
「おばあ」にも会ったのですが、<br />
郷土料理の話に熱中してしまい、<br />
写真を撮らせてもらうのを忘れていました（笑い）。
</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
「おじい」が捕った海のものと、<br />
「おばあ」が作った畑の野菜と、<br />
料理を作る夫婦の真心と。<br />
青森県西海岸ならではの、心和む料理。<br />
「<a href="http://plaza.rakuten.co.jp/sailingmaho/" target="_blank">深浦の食べ物屋セイリング</a>」<br />
青森県深浦町深浦字苗代沢78－34<br />
電話0173－74－3068<br />
（深浦駅を背に、国道に出たら左へ進み、すぐ）
</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
＊「セイリング」については、<a href="http://hsaitoh.jugem.jp/" target="_blank">「ライター斎藤博之の仕事」</a>にも記事があります。<br />
・<a href="http://hsaitoh.jugem.jp/?eid=92" target="_blank">「ライター斎藤博之の仕事」深浦の正月料理～セイリングの海彦山彦</a>
</span></p>
]]>
    </description>
    <category>食の文化</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96/%E6%B7%B1%E6%B5%A6%E3%81%AE%E9%A3%9F%E3%81%B9%E7%89%A9%E5%B1%8B%E3%80%80%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BD%9E%E9%9D%92%E6%A3%AE%E7%9C%8C%E6%B7%B1%E6%B5%A6%E7%94%BA</link>
    <pubDate>Tue, 16 Dec 2008 15:23:22 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/9</guid>
  </item>
    <item>
    <title>福士そばや～秋田県鷹巣町</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
鷹巣は、秋田県の米代川中流の街です。<br />
この街に「福士そばや」という老舗があります。<br />
繁華街から離れているわけではないのですが、<br />
ちょっとわかりにくい裏通りなので、<br />
地元の人に案内してもらいました。<br />
「福士そばや」には、基本的には<br />
「かけそば」と「中華そば」しかありません。<br />
あれこれと蕎麦類が置いてあるわけではないのに、<br />
しかし「中華そば」が当たり前のように並んでいるので、<br />
よその地域の方は面食らうでしょう。<br />
北東北では、「中華蕎麦」のことも「蕎麦」と言います。<br />
「蕎麦屋」にも「中華蕎麦」があり、<br />
「中華蕎麦屋」をも「蕎麦屋」と呼ぶのです。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/51d79b03.jpg" alt="福士そばやの「さくらそば」（秋田県鷹巣町）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像１：福士そばやの「さくらそば」）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
この店には、基本的には、「かけそば」と「中華そば」しかない<br />
などと説明しておきながら、<br />
わたしの頼んだ蕎麦には何やら載っています。<br />
「さくら」つまり馬肉です。<br />
醤油でじっくり煮込んであるので、すでに桜色ではありませんが、<br />
とても柔らかく。蕎麦とよく合っています。<br />
米代川流域では、ごく日常的に、馬肉を食べています。<br />
「そば」は「津軽そば」によく似た煮置きの蕎麦で、<br />
独特の甘味があり、滑らかで優しい喉越しです。<br />
都会で流行りの「手打ち蕎麦」とはおよそ正反対の食べ物ですが、<br />
これがこの地方に根付いてきた蕎麦なのです。<br />
まったく灰汁のない澄み切った煮干だしがよく合い、<br />
とても上品なご馳走でした。
</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/24db4ae1.jpg" alt="福士そばやの「中華そば」（秋田県鷹巣町）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像２：福士そばやの「中華そば」）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
このお店ではお客さんのほとんどが「中華そば」を注文しています。<br />
細くて白い麺はストレートで、<br />
まったくかん水の匂いがなく、素麺か冷麦のような食感です。<br />
煮干と昆布がベースのスープに脂はほとんど浮いておらず、<br />
麺の小麦ほんらいの甘味を引き立てています。<br />
のびやすいので、早めに食べましょう。
</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
今回は、いかにも鷹巣らしい「そば」と「中華そば」を紹介しました。<br />
「福士そばや」<br />
秋田県鷹巣町花園町12－16<br />
午前11時～午後２時30分<br />
日曜日定休
</span></p>
]]>
    </description>
    <category>食の文化</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96/%E7%A6%8F%E5%A3%AB%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%82%84%EF%BD%9E%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C%E9%B7%B9%E5%B7%A3%E7%94%BA</link>
    <pubDate>Sat, 29 Nov 2008 06:19:51 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/8</guid>
  </item>
    <item>
    <title>青森ねぶた～相馬町のねぶた</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;"><strong>
相馬町のネブタ</strong></span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1907~0002.jpg" alt="相馬町のネブタ" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像１：相馬町子どもねぶた愛好会「羅生門」制作・野沢てつ治）</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
青森のネブタは、大型ねぶたによる合同運行のほかに、<br />
市内の各町内会で、地域のネブタが行なわれています。<br />
大型ネブタでは、作り手と運行団体と跳ね人が、みな別々になってきたのに対し、<br />
地域のネブタには、ネブタが市民のものだったころの雰囲気が、よく残っています。<br />
７月29日～30日に行なわれたネブタを紹介しましょう。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1905~0001.jpg" alt="相馬町の曳き手" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像２：相馬町のねぶたの曳き手）<br />
相馬町のネブタ運行は、子どもたちが主役です。<br />
要所要所に大人がいて助けてくれますし、<br />
そもそもネブタを作ったのは大人たちなのですが、<br />
この日ばかりは子どもたちの晴れがましい舞台です。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1905~0002.jpg" alt="相馬町のネブタ囃子屋台" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1906~0002.jpg" alt="相馬町ネブタの太鼓" width="240" height="320" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1906~0003.jpg" alt="相馬町ネブタの笛と鉦" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像３：相馬町のねぶた囃子屋台）<br />
（画像４：相馬町ネブタの太鼓）<br />
（画像５：相馬町ネブタの笛と鉦）<br />
少し年上になれば、子どもたちは囃子方を担当します。<br />
笛・太鼓・手びら鉦のすべてを、子どもたちがやるのです。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1911~0002.jpg" alt="相馬町ネブタの運行" width="240" height="320" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像６：相馬町ネブタの運行）<br />
ネブタは町内をくまなく歩いていきます。<br />
ときどき、沿道で待っている人がいたり、<br />
花（ご祝儀）を用意している人もいます。<br />
かつて、このような折に、「いっぺらっせ、いっぺらっせ」（いっぱい出せ）と<br />
囃したのが「らっせら～」の掛け声の起源でした。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1913~0002.jpg" alt="相馬町の前ネブタ" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像７：相馬町の前ネブタ「暫」）<br />
大きなネブタの入っていけない路地には、<br />
小さな一人ネブタが入っていきます。<br />
どの路地にも、ネブタは必ず廻ってきます。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1946~0001.jpg" alt="相馬町の手持ち燈籠" width="240" height="320" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像８：相馬町の手持ち燈籠）<br />
行列のなかに、こんな燈籠を持っている人がいました。<br />
ネブタの製作のときに、余興で作ったのでしょうか？<br />
題材にあわせて、切られた鬼が飛んで行くかのようでもあります。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_1956~0002.jpg" alt="相馬町のねぶた（部分）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像９：相馬町のねぶた＝部分）<br />
相馬町のネブタは、長く途絶えていたものを、数年まえに復活させました。<br />
ネブタ作りの心得のある人を頼んではいますが、<br />
町内に小屋を置き、仕事が終わればここに集まって、<br />
わいわいがやがやと作るのです。<br />
むかしは大型ネブタもこのように作っていたものです。<br />
ところで、制作の野沢さんは、佐藤伝蔵に教わったこともあり、<br />
鹿内一生の小屋にも出入りしていたようで、<br />
子どもネブタだからと馬鹿にしたものではありません。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080730_2012~0001.jpg" alt="相馬町のねぶた（顔）" width="240" height="320" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像10：相馬町のねぶた＝顔）<br />
「地域の人たちと一緒にネブタを愉しむことが出来て、幸せです」<br />
野沢さんがそう言う気持ちが、この祭りから伝わってきます。<br />
町内のネブタには、大型ネブタにはない楽しさがありました。</span></p>
]]>
    </description>
    <category>祭りと芸能</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E7%A5%AD%E3%82%8A%E3%81%A8%E8%8A%B8%E8%83%BD/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E3%81%AD%E3%81%B6%E3%81%9F%EF%BD%9E%E7%9B%B8%E9%A6%AC%E7%94%BA%E3%81%AE%E3%81%AD%E3%81%B6%E3%81%9F</link>
    <pubDate>Thu, 14 Aug 2008 18:57:52 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/7</guid>
  </item>
    <item>
    <title>青森ねぶた　2008年</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
2008年の青森ねぶた祭りは、すでに８月７日に終わっていますが、<br />
ご覧いただけなかった方のために、何台かのネブタを紹介しましょう。<br />
＊本業の取材や撮影のあいまに、たまたま携帯で撮影したものです。<br />
＊取り上げたネブタは、意図して撰んだわけでもないので、ご了承願います。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;"><strong>
北村隆のネブタ</strong></span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/8c55dac6.jpg" alt="北村隆（山田学園）" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/ab18e8e6.jpg" alt="北村隆（山田学園）" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/747b7545.jpg" alt="北村隆（山田学園）" width="320" height="240 class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像１～３：山田学園「忠臣・児島高徳と范蠡」制作・北村隆）<br />
今年の「ねぶた大賞」「最優秀制作者賞」を受賞しました。<br />
北村隆は、昨年もこの淡い色使いで見るものを唸らせました。<br />
北村隆と山田学園は、３年連続で大賞を受賞。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/ac7c5f89.jpg" alt="北村隆（ヤマト運輸）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像４：ヤマト運輸「花和尚・魯智深」制作・北村隆）<br />
同じく北村隆のネブタです。「観光コンベンション協会会長賞」を受賞しました。<br />
向かって左手の人物の足は右手人物の頭上にあり、<br />
完全に宙に浮いている格好です。<br />
どこにも支えがなくても、この構図が作れる、北村隆の特徴です。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;"><strong>
北村蓮明のネブタ</strong></span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/6d0771f6.jpg" alt="北村蓮明（日立）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像５：日立「菅原道真、雷神と化す」制作・北村蓮明）<br />
こちらは北村蓮明のネブタです。<br />
「青森県知事賞」と「優秀制作者賞」を受賞しました。<br />
北村隆の双子の兄弟で、かつては協働で制作にあたっていました。<br />
極端に前傾する、左右の上隅までいっぱいに盛り上げる、<br />
北村兄弟に共通していますね。<br />
日立の囃子方は、このネブタいっぱいに広がる雷神の太鼓に合わせて、<br />
強く響くようにネブタ囃子を打ち鳴らしました。<br />
３年連続の「囃子賞」受賞です。<br />
なお、蓮明の作ったもうひとつのネブタ（板金）も<br />
「商工会議所会頭賞」を受賞しています。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;"><strong>
竹浪比呂央のネブタ</strong></span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/063827b6.jpg" alt="竹浪比呂央（ＪＲ）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像６：ＪＲ「将門の神霊、瀧夜叉を救う」制作・竹浪比呂央）<br />
「青森市長賞」と「優秀制作者賞」を受賞した竹浪比呂央のネブタです。<br />
このネブタの、大きな白い髑髏ときたら、なんでしょう。<br />
ネブタでは、塗り残したかのような白は、嫌われます。<br />
こんなことをするのは、おそらく、竹浪比呂央が初めてでしょう。<br />
ネブタにし難いものを扱おうとする、それが竹浪の特徴です。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/3ab1a44c.jpg" alt="竹浪比呂央（三菱）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像７：三菱「蓬田村伝説　金光上人と阿弥陀川」制作・竹浪比呂央）<br />
さらに、こちらのネブタの主役は、弥陀の光です。<br />
三菱のネブタでは、地域に伝わる伝説を取り上げています。<br />
地域を主題にネブタを作るのは、竹浪の師事していた千葉作龍が初めてですが、<br />
竹浪は怨念の世界から抜け出て、未来をも表現しようとしています。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;"><strong>
千葉作龍のネブタ</strong></span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/0fb53638.jpg" alt="千葉作龍（消防二分団）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像８：消防二分団「天下布武『信長の野望』」制作・千葉作龍）<br />
千葉作龍は、こんにちの青森ネブタの潮流を築いた人です。<br />
大賞は作龍が独占していた時代がありました。<br />
多くの弟子を育て、他のネブタ師からの人望も集めています。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;"><strong>
柳谷優浩のネブタ</strong></span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/67271f5f.jpg" alt="柳谷優浩（日本通運）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像８：日本通運「天下布武『信長の野望』」制作・柳谷優浩）<br />
柳谷優浩は、去年、大型ネブタの制作を休んでいました。<br />
休んでいるあいだ、作龍の小屋で手伝いをしていました。<br />
これが大いに勉強になったのでしょう、柳谷のネブタは大きく変わりました。<br />
本人の顔も、穏やかになったようです。<br />
柳谷のネブタには、以前は独特の世界観を表す言葉がありましたが、<br />
その表現を支えていく土台が、ようやく成熟してきたように思います。<br />
柳谷のこれからに、注目していきたいと思います。</span></p>
<br />
<p><span style="font-size:small;">
紹介したのは、すべてのネブタではなく、すべてのネブタ師でもありません。<br />
たとえば、名人・佐藤伝蔵の系譜に連なる制作者や、<br />
名人・鹿内一生の流れを汲む「我生会」の制作者が作ったネブタを、<br />
ここに紹介できなかったのは、たんに写真がなかったからです。<br />
ことしなくなった石谷進の遺志を引き継ごうとしている「愛好会」も、<br />
ネブタを市民の手に取り戻そうという「私たちのねぶた」もあります。<br />
なお、ネブタ師についての記事などを<br />
『あおもり草子　2008年ねぶた祭り』<br />
に書いたので、ぜひ読んでくださいね。</span></p>
]]>
    </description>
    <category>祭りと芸能</category>
    <link>http://hsaitoh.blog.shinobi.jp/%E7%A5%AD%E3%82%8A%E3%81%A8%E8%8A%B8%E8%83%BD/%E9%9D%92%E6%A3%AE%E3%81%AD%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%80%802008%E5%B9%B4</link>
    <pubDate>Wed, 13 Aug 2008 08:11:21 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">hsaitoh.blog.shinobi.jp://entry/6</guid>
  </item>
    <item>
    <title>青森のカレーライス</title>
    <description>
    <![CDATA[<p><span style="font-size:small;">
最近はカレーライスの取材をしています。<br />
カレーライスは、ラーメンと同じように、日本の国民食といえるでしょう。<br />
ひとくちにカレーといっても、日本人はじつにさまざまなカレーを食べています。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080612_1727~0001.jpg" alt="柿崎のカレーライス（青森市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像１：柿崎のカレーライス＝青森市）
</span></p>
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080612_1550~0001.jpg" alt="入〆のカレーライス（青森市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像２：入〆のカレーライス＝青森市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
はじめは、老舗の蕎麦屋のカレーライスです。<br />
青森の蕎麦屋は、蕎麦だけではなく、ラーメンから丼物まである食堂です。<br />
戦後になると、カレーライスもメニューに加わりました。<br />
「カレー南蛮」のほうが先にメニューにあったようですが、<br />
作り方は「カレー南蛮」と「カレーライス」ではぜんぜん違うようです。<br />
蕎麦屋のカレーライスは、店ごとに作り方が違いますが、<br />
蕎麦に使う出汁と中華蕎麦のスープを使うようです。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080612_1417~0001.jpg" alt="津軽の味食堂部の「ちびっこカレー」（青森市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像３：津軽の味食堂部の「ちびっこカレー」＝青森市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
次は、大衆食堂のカレーライスです。<br />
この店は1946年に、青森駅前で「大衆食堂」という名前で開業しました。<br />
カレーライスは、当初からメニューにあったようです。<br />
ラーメンに用いるスープを使い、アカシアの蜂蜜を隠し味にしていました。<br />
やがて、運動公園ができると、その入り口に移転。<br />
現在の県立美術館や三内丸山遺跡も、すぐそばです。<br />
ここで、1978年から88年までの十年間提供していたのが、<br />
写真の「ちびっこカレー」でした。<br />
運動公園では、小学校・中学校・高校のスポーツ行事が行なわれていましたから、<br />
ある世代の青森市民は、必ずこのカレーを食べているはずです。<br />
その後は、少し作り方を変えて、「大人のカレー」になっています。<br />
店のどこにもきどった薀蓄は書いていませんが、<br />
化学調味料などの添加物は使わないのが、先代からの流儀。<br />
子どもたちでも食べられる価格設定です。<br />
ここのカレーには、想い出も詰まっているのですね。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080619_1455~0001.jpg" alt="河童亭のカレーライス（青森市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像４：河童亭のカレーライス＝青森市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
こんどは、洋食屋さんのカレーライスです。<br />
そもそも「カレーライス」という食べ物を生み出したのは、洋食屋さんです。<br />
インドには「カレーライス」はありません。<br />
「カリ」はインドでは惣菜という意味で、<br />
さまざまなスパイスを用いて調味します。<br />
インドはイギリスの植民地でしたから、<br />
本国にも取り入れられて、イギリス風の料理に変わったわけです。<br />
これが日本に伝わり、日本人の好むカレーライスが誕生しました。<br />
洋食屋さんのカレーライスは、小麦粉とカレー粉を使って作ります。<br />
河童亭は、師匠から口伝で教わった作り方を守っています。<br />
味噌汁がついてくるところが、いかにも街の洋食屋さんですが、<br />
カレーライスばかりでなく、この味噌汁も絶品でした。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080611_1107~0001.jpg" alt="ＡＮＫＵＲのランチ（青森市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像５：ＡＮＫＵＲのランチ＝青森市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
最近は、地方都市にも、インド料理の店が出来ました。<br />
青森市内にも２～３軒のお店があります。<br />
これは、一番新しいバイキング形式のお店です。<br />
インドにはカレーライスという食べ物はありません。<br />
小麦粉を使ってとろみをつけることもありませんし、<br />
カレー粉というものもありません。<br />
料理に応じて、さまざまな香辛料を調合して使うのです。<br />
日本の各地に郷土料理があるように、<br />
いんどでも地域によって料理が違います。<br />
それぞれの店のインド人シェフも出身地が異なりますので、<br />
みな味も違っています。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080611_1637~0001.jpg" alt="トムヤムクンのカレー料理（青森市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像６：トムヤムクンのカレー料理＝青森市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
タイ料理を代表するスープをお店の名前にしたこのタイ料理店は<br />
東北で２番目に旧いタイ料理専門店です。<br />
青森市内にはタイ料理専門店が２軒あります。<br />
すでにグリーンカレーやレッドカレーはおなじみでしょう。<br />
インド料理と違って特有のフレッシュハーブと唐辛子を用い、<br />
ナンプラーとココナッツミルクを使うのが特徴です。<br />
しかし、今回は、プーパッポンカリー（渡り蟹のカレー）と<br />
クワクリン（鶏挽肉のイエローカレー炒め）を作ってもらいました。<br />
わたしはこれにプリックナンプラーやプリックナムソームを<br />
かけて食べるのが好きです。</span></p>
<br />
<img src="//hsaitoh.blog.shinobi.jp/File/080620_1443~0001.jpg" alt="カリ・マハラジャ（弘前市）" width="320" height="240" class="pict" style="float:left;" /><br style="clear:both" />
<p><span style="font-size:small;">
（画像７：カリ・マハラジャ＝弘前市）
</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
最後に、極めつけのお店を。<br />
このお店は、安全な食べ物を・良心的な価格で、を理念としています。<br />
玉葱から米に至るまで有機栽培。<br />
健康のことを考えれば自然農法が一番ですが、<br />
毎日毎日の食こそが薬であることを考えれば、<br />
良心的な価格で提供することも考えなければなりません。<br />
チャパティやロシも国産小麦粉で添加物はありません。<br />
インドでは「カリ」は毎日食べる惣菜ですが、<br />
料理に使うスパイスは、同時に、薬でもあります。<br />
食べるということと医薬が同源であることを、<br />
インド料理を通して実践しているのが、このお店です。<br />
ここまでくると、カレーは思想でもあると思えてきます。</span></p>
<p><span style="font-size:small;">
このほかにも、まだまだいろんな店を取材しました。<br />
毎年７月の下旬に発売される『飲食マップ青森』（ぷりずむ発行）の<br />
今年の特集になります。</span></p>
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    </description>
    <category>食の文化</category>
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    <pubDate>Tue, 24 Jun 2008 20:05:13 GMT</pubDate>
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